感想

「短編」139期 感想を書いてみました

今日は私が参加している「短編」の感想を書いてみたいと思います。
「短編」とは毎月1000字以内で作品を募集して投票によって優劣を決めるサイトです。
私もここの処、毎月参加しています。殆んど予選落ちですが一度だけ同時優勝させて戴きました。
今期のエントリー作品に短い感想を書いてみました。

#1  「 父にそして母に」  自作なのでパス

#2 「ホワイト・デーにて」 ホワイトデーに告白しようとして失恋した少女の話。後半の授業のシーンがくどい感
じがして、ちょっと「頭でっかち」な感じ。でもあそこでは結構票が入るかも?

#3 「享受」 味噌汁に入れた馬鈴薯を通して別れた妻の事を思い、娘の将来を見据える話。正直こう言う話は好きです。でもこう言う人情噺はあそこでは受けないんだよね……

#4 「面接官雑談中(石編)」 石の面接という設定だがもちろんこれは人間の比喩なのだが、こう言う技巧派があそこでは、受けると思う。煙草の話は本物か偽物かという事。

#5 「ともこ2」 祖父の葬式の時の話、長い小説の一部を切り取って来た様な印象。こう言うのも受ける。私は頭が悪いので、真意を理解するのに時間が掛かる。要するに祖父への想いなのか何なのか良く判らない。という事

#6 「 旺知大学経済学部一般入学試験合否通知」 大学からの不合格の通知を貰った主人公の想い。最後のセリフが幾重にも意味が重なって来る構成。ま、オチですね。悪く無いと思います。

#7 「ばいばい」 人間関係の事を判っている様で全く判っていない男の話。それだけ、最後の捻りも予見出来るから思ったほど凝ってない。

#8 「少年ピラニア」 なかなかハードな展開で、周りの友人らしき人物が皆、悪魔みたいな存在だったと言う話。技巧的に凝っているのだろうけど、個人的にレイプは嫌い。

#9 「中身よ、吠えろ」 この人の書く話はいつも独特の世界。ハマるともの凄いが外すと目も当てられない。で、今回は大当たり! いいですよ! こう言うの好き!

#10 「」 亡くなった漁師さんの話。亡くなった友人のために、苦労して鮪を採って来て霊前に供えたと言う話。それ以上でも以下でも無い。

#11 「旅の終わりと始まり」 人の生まれ変わりについての比喩がてんこ盛りの話かと思いきや、最後が単純
で、しかもグロ? なので後味が良く無い。あまり小難しいのを書かれても頭が悪いから理解出来ないですね。

 という訳で今期のエントリーは以上です。投票は誰でも出来ます。酔狂な方は今月30日迄ですので投票してみてください。
 私は、#9「中身よ吠えろ」 なゆら。さんの作品が好きですね。でも私が好きな作品は一度として予選を通った事が無いので、多分……

ララノコン感想 7

 いよいよララノコンの感想も終わりを向かえました。次回は予想を書いてみたいと思います。
 それで私のララノコンは終わりです。全30作読了で楽しめました!

 「今宵少女は透明思想」
 タイトルから判る通り、透明になった少女との話です。その娘を何とかしようと努力する高校の科学部の話です。
 科学と恋愛要素が混ざった感じの話ですね。異色と言っても良いSF恋愛小説とも言えます。
 サクサクと最後まで読めます。ちょっと変わってて不思議ないい話を読みたい人向けです。

 「サクヤテレフォン」
 簡単に言うと、冒頭に書いてある通り「謎のケータイを拾った浪人生、佐久良サクが、公園に設置された爆弾を探すため奮闘する話」です。
 「拐われチドリと偽りカイマン」の作者さんと同じ方の作品です。凄いですね。2作品も二次審査に残るなんて……
 当然の事ながら、最後まで読むと……なんですがこれ以上書いてるとネタバレになるので止めます。個人的には前作の方が面白かったかな、なんて思いました。

 「明日が雨でも晴れでも」
 各話に色々な画像が挿絵代わりに挿入されています。それが雰囲気を盛り上げています。
とても面白い趣向だと感じました。
 と言うのも、恋愛の感情を下敷きにした話で、微妙な感情の動きがストーリーのメインになっているので、その辺を楽しむ方向きですね。
 ちなみに主人公は女性です。夏の恋の話

 「よしなが酒店クロニクル  ヒロインは未亡人(10才)」
 1話が短いですね。次々と読めるので良いのですが、読み応えが無い感じがします。
 日記なのか? と思いましたが、そうでも無いんですね。
 そこがちょっと戸惑い、物語に集中出来ませんでした。それでも最後まで読み進めました。
 でも60話以上あると言うのは……
 兎に角不思議な話でした。これは読んで戴くしか無いですね。

 と言う訳でララノコン二次審査30作品一応感想を書いてみました。
 次回は、「アキバ賞」の行方や大賞の予想を個人的に勝手に考えてみたいと思っています。
 

ララノコン感想 6

 いよいよあと8話です。
 実は私、某小説サイトで連載を書いていまして、当然の事ながらソッチは手付かずです。早く再開したいので、この感想ブログも今回と次回で終わらせ、その次に超個人的な予想をしてみたいと思っております。

「ダンディズムてんにゅーせー」
 主人公の高校に一人の転入生がやって来る事から話は始まります。作者さんの描写が「イケメン」となっているので、読者は生理的に違和感を感じますが、この娘、はっきり言って美少女です! ただ、ショート・カットであると言う事です。私なんかショート・カットでボーイシュな娘はかなり好みなので美味しい話です。
個人的な事はさて置いて、高校生の日常を丁寧な描写で追って行きます。
良く読むと、作者さんは物語の描写にかなり注意をしている事が判ります。そこも好感が持てました。

「冒険者ギルドへようこそ」
  いわゆる、「剣と魔法の世界」の話で、通常はこれをファンタジーと呼んでいますね。
とても丁寧に書かれていて、作者さんの人柄が伺えます。ファンタジーに慣れていない読者にも親切な描写があり、とても好感が持てました。
ただ、主人公がサポート役と言う地味な存在なので、思った程派手なシーンはありません。やけに現実的な描写があったりします。それがいい方に出ていて、他と一味変わったファンタジーになっています。

「拐われチドリと偽りカイマン」
 この作品、まだ読まれていない方にバラしますが、この話時代劇です!
 驚いたなぁ~ 十手なんて登場した時は椅子から飛び上がりましたw
サクッと読めます。お話も短いです。長い作品の冒頭の1話と言う感じです。
文章も練れていて、安心して最後まで読み進められます。
この安心感と言うのは大事だと思います。物語に没頭出来ますからね。

「俺、下ネタ抜きの真面目なラノベ書くよ!」
 ランキングで常に上位にいた作品です。毎回可愛い女の子が目を楽しませてくれます。
 でも、下ネタと言う程いやらしい表現が出て来る訳ではありません。
 そう言うのを期待して読みに来た方は不満かも知れません。
 「お前読んでいないだろう! ちゃんと下ネタ出ていたろう!」と言われるかも知れません。
 でも私に言わせると、これくらいは何でもありません。
 微妙に近親相◯的な雰囲気を漂わせていますが、それだけです。
 文章能力も高いので、もっとまともな話だと嬉しいです。

と言う訳で後4話です!
 それでは、また!

ララノコン感想 5

ララノコン感想も 5まで来ました。

「メリュとセツの竜騎速達」
 タイトルから判る通りファンタジーです。
文章が非常に安定していて、おかしな表現などはありません。これは作者さんの実力が優れている事を表しています。ただ、少し残念なのは、ストーリーにもう一つ展開があればもっと良くなると思いました。
ブログの設計も親切で申し分ありません。正直、この方の別な話を読んでみたくなりました。

「上村誠一郎の日常」
アニメなどで「日常のアニメ」とか、ミステリーでも「日常のミステリー」と言う分野がありますが、この作品はさしじめ「日常のライトノベル」とでも言って良いと思います。
読んでみて、正直『自分の文体と似ている』と思いました。(作者さんごめんなさい)
「夜なきそば編」「通勤のこと」編もそれなりに面白く読めました。ただ、視点と言う側面から見ると、同じ視点なので斜め読みしたくなってきました。構成としてはとても優れていると思いましたので、違う視点から書いたのも読みたかったです。昔あった漫画「玄人のひとりごと」を思い出させてくれました。

「告知屋」
 プロローグからスリリングな展開が広がります。定番通り、冒頭で読者の注意を惹いて、その後に人物紹介が続くと言う展開となっています。この構成を見ても作者の方が書き慣れている事が伺えます。
いわゆる異端な人々の話と言っても良いと思いますが話の軸は相棒と言うか朋輩の女性との関係に置かれています。主人公が難問をバシバシ解決するという話では無いです。
これはこれで、とても面白く読みました。

「ふえのラテ」
 タイトルが独特で一度読んだら忘れません。(私は最初にこのタイトルを口ずさんでから暫くはこのタイトルが口癖になってしまいブツブツと言っていました。関係ない話すいません)
 まず、「1話から読む」と言うのが無いのでカレンダーをクリックして冒頭に飛びました。ここは不親切だと感じました。そして次の話に進むのにもカレンダーをクリックしなければなりませんでした。ブログの仕様によっては、色々な機能が使えない事があります。そこがデザインだけで選ぶ事が出来ないんですよね。これはライブドアさんにも知って欲しいと思います。
 ストーリーを追うと言う話では無く、主人公の微妙な感情や心の動きを追うタイプの話です。水々しい心模様を楽しんでください。ちょっとお薦めです。純文学志向ですね。

「アリスの物語」
 左右目いっぱいに広がった文章、他のブログとは明らかに違っています。そこには「小説のサイト」と言う自負が伺えました。アリスとマスターのやっているお店での話ですが、センスを感じさせる文章といい、「お店」と言ういわば限られた世界での話なので、かなりの力量がないと難しいでしょうね。その点作者の方は見事だと思います。
 ストーリーを紹介するとネタバレになるので書きませんが、かなりひねっています。タイトルからしてそうですからね。と言う訳でこの作品は読まないと全くタイトルの意味さえ判らない作品だと思います。
ってこの作品にはここまでしか書けません。これ以上になると……

「ハイド―Hyde―」
 タイトルから判る様に「ジキルとハイド」物語をモチーフにしています。
良く書けていて、最後まで読ませます。でも途中で気が付きますが……
 文体も文章も非常に安定していて安心して話の世界に入って行けます。続編があれば読んでみたいですが、この展開では無いでしょうね。でも主人公がちょっとカッコ良すぎ!


ララノコン感想 3

ララノコンの感想も3回目となります。
今回は、まず

「煮干し少女と悪の浪漫」からです。
読んでみて感じるのは、作者の方が肩の力を抜いて書いているのが伺える処ですね。
読んでいて余裕が感じられます。
本気で書かれたらどれだけ凄いんだ!?
と思わされました。

でもなんで煮干し? まあ、そこがギャクなんでしょうが、でも読み進めていくと、彼女が愛おしくなって来るのは、
私も煮干しの出汁に負けてしまったのでしょうか? 怪人恐るべし!ですね。
兎に角、楽しく読めました。こういうのもアリですね。

「久遠寺シリーズ」
この作品から受けるイメージは強烈で、凄いです。
私にはこの作品の中の世界の天気が何時もどんよりと曇って、今にも雨が降り出しそうな空の感じがします。
重い! 重い作品です。
未だ、全作品読んだ訳では無いですが、重厚さと言う点では一番だと思います。
そして良く出来ています。ちょっとレベルが違う感じもします。
ラストの恐ろしさは言うまでもありません。
 ライトと言う事を考えると……ですが、ここまで残った事を考えると、運営のかたは何か含みがあるのかも知れません。

「しーなちゃんのコンビニ日記<日常編>」
ま、正式なタイトル長いので……これで判りますよね!?

某コンビニで働くしーなちゃんが、感じた事、出会った事件等を彼女の目線で書いた作品です。
文体も読みやすく、出来事も毎回面白くて、お薦めの作品です。
唯一の欠点といえば、私も指摘されたので判るのですが、しーなちゃんの個性が弱い感じがします。
でも、読み手としてはそうなのですが、書き手としては、意識的にその辺を排除している可能性もあります。
所謂この場合、主人公=作者、あるいは作者の延長上の人物。と言えると思うのです。
特に、この作品の場合は日記風な感じで続けられていますので、その思いが強いのでは無いかと思います。
そういえば中の人は、色々と紹介ブログを書かれていましたね。逆に書かれるのは余り無いかも知れませんと思いました。

と言う事で、今回はここまで……次の作品読みましたら更新します。でも最終発表まで終わるかな(笑


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