番外編5 VAIOをSSDに換装!ubuntu20.04LTS.jpを入れる

 今年の四月にubuntuが新しくなりましたね。20.04LTSがリリースされました。私もインストールして試してみました。使い勝手はかなり良いと感じました。
  もちろんxubuntuも新しいのを試しました。これを入れたのはVaioですね。一方ubuntuを入れたのはダイナブックです。両方共かなり古い機種です。詳しくは前段を読んで頂ければ判ると思います。ダイナブックのHDDをSSDに換装してメモリーを8Gにしました。そこでwindows10が動くのではないかと考え、入れてみました。すると軽い動作なら問題なく動くことが判りました。youtubuも頑張ればHDでも見られますが通常は720にしています。これだと遅延もなくカクカクもしません。
 実は事情があり、暫く実家に住むことになりました。母の介護です。夜中などの為に一応傍で寝ることにしたのです。(部屋は別です)
 その為、このダイナブックを寝るとき用にすることにしました。ネットが出来て、色々な動画が見られれば、それで良いので実家のねぐらの枕元にセットしました。快調に動作しています。やはりwin10には8Gぐらいはメモリーが必要ですね。そう感じました。これぐらい積んでいればCPUがヘボでも何とかなります。
 一方の仕事場でサブで使っているVAIOですが、色々と遊んでいました。xubuntuとubuntuのデュアルブートにもしてみました。が、正直HDDでは遅く物足りなくなりました。サスペンデッドからの復帰に1以上分もかかるのでは嫌になります。そこでこれもSSDに換装することにしました。メモリーは4Gありますのでubuntuには充分です。
 そこで色々と調べてみましたらネットで換装している方がブログに写真付きで書かれていましたので、参考にさせて頂きました。
 買ったSSDは前と同じでACERの安物の240Gの代物です。安いのと使ってみて使えると思ったからです。SATA2ですので熱も出ませんしね。そこは大丈夫だと考えました。
 VAIOですがバッテリーを外します。メモリーの蓋も外します。その他沢山あるネジを外して行きます。これがかなり多く20本以上ありました。隠しネジみたいなものもあったので不器用な私は結構時間が掛かりました。
 ネジを全部外し終わったら裏蓋は簡単に外れます。切り欠きなどはありません。本当に沢山のネジで強引に止めている感じです。外すと手前左側にHDDがあります。これを止めているネジを外してアダプターから小さなネジを外してHDDを外します。HDDは日立製でした。SSDをアダプターにセットして小さなネジで止めます。それを戻して右にスライドさせると嵌まりますのでネジで止めます。
 これで換装は終わりです。裏蓋を嵌めて、また沢山のネジを止めて行きます。勿論外した時に中を掃除しました。ダイナブックと比べると作りが強引というか、力ずくの感じですね。ダイナブックは作りなれている感じで作業もし易かったですが、VAIOは無骨な感じを受けました。
 元に戻して、電源を入れてBIOSで確認するとちゃんとSSDが認識されていました。一安心です。そしてubuntu20.04LTS.jpをインストールして行きます。何の問題もなく完了。色々なセッティングを済ませて使用開始です。SATA2ですので290ぐらいしか速度は出ませんが、それでも体感上はかなり早くなりました。暫くはこれで使って行こうと思います。
 換装してですがubuntuの立ち上がりは30秒弱ですね。速いと27秒ぐらいで遅いと29から30秒ですね。サスペンデットからの復帰も同じぐらいですね。(少しおかしいw)ubuntuの設定に蓋をした時の動作の選択が無いのです。前はあった気がしたのですがね。まあこれでもかなり速くなったので良しとします。
 それと開けてみて判ったのですが、中古を買った時に業者さんが少し手を入れてました。内部がかなり綺麗だったことです。CPUクーラーのファンにも埃がついていませんでした。一応簡単に掃除はしましたが、特に必要なほどではありませんでした。
 それとメモリーですがデフォルトでは2G×2枚で空きが0となっています。勿論そうだったのですが、二枚のメモリーの会社が違うのです。それに二枚刺しの上の方のメモリーは明らかに新しいのです。普通は考えられませんよね。考えるに前のオーナーの時に何か問題があり、一枚が故障したまま中古業者の手に渡った。業者はリフレッシュする時に気がつき、手持ちのメモリーを入れたのでは無いかと思うのです。ちなみにその新しい方のメモリーはハイニックスでした。古い方は判りませんでした。今回は色々と判って面白かったです。