第18話 ダイナブック発火!

先日ネットや新聞にダイナブックのAC電源アダプターのリコールがありました。私の持っている奴も対象でした。
「もう大分経っているのにリコールでもないだろう」
 そうは思いましたが、一応確認すると対象になっていました。ネットからリコールを申し込もうと思い入力しましたが、どうしても入力ミスがあるらしく(大体が分かり難いのです)登録出来ません。そこで電話で申し込むことにしました。
「この電話は品質保持のため録音させて戴きます」
「大変混み合っております。お待ち頂くか、後でおかけ直しください」
 この2つの繰り返しでしたが、5分ほどで通じました。
 製品の型番と製造番号を言って申し込みます。新しい製品を送って貰うのに仕事場に送って貰うことにしました。
 これが月曜日のことです(土日は受け付けていませんでした)
 その時にオペレーターが
「水曜日には到着すると思いますので、なるべく早くお繰り返してください」
 そう言ってました。また
「パソコンの電源を切ってACアダプターをパソコンから抜いてください。またコンセントからも抜いた状態で保存しておいてください。そして、こちらの代替え品が到着したら上蓋をひっくり返すとそのまま送れるようになっていますので、代替え品を取り出してリコール製品を入れてください」
 そう告げられました。実にわかりやすいとその時は感心しました。
 このアダプターですが今まで熱くなったことも無いので心配はしてませんでした。ところが……。
 代替え品は水曜になっても、翌日になっても送られて来ません。とうとう週が明けてしまいました。この分ではきっと遅くなるだろうと思い、ダイナブックを使おうと電源を入れました。バッテリーになってるので大分消耗しています。この時に
「少し充電するだけなら大丈夫だろう。今まで何もなかったのだから」
 そう考えてしまったのです。そしてACアダプターを接続して使い始めました。夢中で作業をしていたら何か変な匂いがします。ハッとなりACアダプターを見て見ると何と焦げ初めているのです。慌てて抜いてコンセントからも外しました。接続の部分が溶け始めていました。パソコン側も少し溶けています。
「あ、これは駄目にしてしまったかも知れないな」
 そう覚悟しました。
 翌週の土曜日に代替え品が到着しました。(遅かった!)
 言われた通りにして少し焦げたリコール製品を送り返しました。
 新しいACアダプターはダイナブックの方の電源の入力口が溶けているので、そのままでは入りません。そこでヤスリ(棒)で削って接続出来るようにしました。
 新しいACアダプターを接続してみるとちゃんと通電しました。中は大丈夫でした。ubuntuも何時も通りに動いてくれています。良かったですが、もう少し待っていれば良かったとも思いました。また本当に発火するとは考えても見なかったので今回の事は良い勉強になりました。
 車などではリコールの対象になった事はありますが問題を起こした事は無かったので「本当になるんだ」と思いを新たにしたところです。
 これ以外はXubuntuのVAIOも順調です。サクサク動いていてくれます。
 何かありましたらまた書いて行こうと思っています。皆さんもリコールの対象になったら早めに対処した方が良いですよ!