人称の書き分けを考えてみた

 昨日までの暖かさは影を潜め、今日は朝から寒い雨が降っています。こういう時に風邪等をひきやすいと思いので皆様ご注意をしてください。

 今日は、タイトル通り、人称の書き分けについて考えてみたいと思います。

 人称によって書き方が変わり、その内容さえ変えてしまいますのでとても重要な事です。
 まず、1,2,3人称と言う様に分けられると思うので、それぞれについて書いてみます。

 一人称は、一般的に登場人物の視点で書いた文章のことですね。

 ひとりの登場人物の視点から、物語を最初から最後まで書くので、感情表現が書きやすく、風景の描写等も分かり安く書けるので、初心者の方におすめと言われています。

 ただ、主人公が見たり聞いたり、経験していない事は書く事ができないので、その様な場面は書けません。

 逆にこの点を利用して推理小説ならトリックに使えます。叙述トリックなどに向いていますね。


 次に二人称ですが、これはあまり小説としてはありませんが、たまに見かけます。いわゆる、「あなたは……」と言う形で話が進められますが、この形式で話を膨らませるのは難しいと思います。

 一人称小説以上の感情移入ができる点や主人公と自分の同一化などができます。
 二人称で書くことで、あたかも読者自身が物語の世界に存在しているような感覚を書き込む事が出来ます。

でも難しいです。


そして三人称です。これは二通りあります。神視点と多視点です。

まず、神視点ですが、作者が語り手となって、物語が進むストーリーです。

異世界や宇宙や海底など、生身の人間が通常は見ることができない視点から、情景の描写が可能になります。

欠点としては、作者の視点に立った第三者的な文章なので、キャラクターに感情移入しずらいと言う事です。

 次に多視点ですが、同じ三人称でも神の視点とは違って、文章の主体は登場人物になりますので、ところどころ感情的な文章も書くことができます。

 三人称の特長としては、一人称では書けない場面も書ける事で物語に膨らみを持たせる事が出来、創作の幅が広がる事ですね。


 それぞれの小説にあった形式で書いて行きたいですね。


賞に応募する時に間違いやすいこと

teisai6_2昨日は「春一番」が吹いて、やっと春なんだと実感できたのですが
今日は、文学賞などに応募する時のマナー等について書いてみたいと思います。

一般的な賞では原稿用紙に手書き以外はワープロでの印刷の指定などが書いてある場合がありますね。
その場合はそれに従うのですが、書いていない場合等(単に原稿用紙換算〇〇枚としてある場合)は
縦30字x横40行で10.5~12ポイントで印字の縦書だそうです。
そして基本は明朝体で印字してください。
勿論用紙はA4です。つまり一枚で1200字と言う事ですね。
それから、印刷の設定で原稿用紙のマス目が印字出来ますが、くれぐれもこれは止めてください。
ワープロ原稿はマス目を印字しないのが基本です。

これを今度は綴るのですが、やってはいけない事はホチキス留め。これは駄目です。
これをやってると、応募作が多いコンテストの場合は全く読まれない可能性があります。
枚数が多い場合は右端の上にパンチ等で穴を開けて紐で通すのです(ダイソーや文房具屋さんで売ってる黒い両方が固くなってるあれです)
また、最近は10枚ぐらいの短編ならダブルクリップで留めるのが流行りだそうです。

と言うのも、審査の下読みで何人もの方が読む可能性があるのでコピーを取る事が多いのだそうです。
だから、ホチキス等で留めてしまうと、ほぐすのが面倒くさくなってしまうとか……

だから、印刷した原稿(応募作)にはページ番号を記入する必要があります。
殆んどの応募規定にはその旨が書いてありますが、人気の「ゆきのまち幻想文学賞」は書いてありません。
でも記入したほうが良いと思います。

後、殆んどと言って良いのが表紙をつける事ですね。
これは規定通りに記入すれば良いのですが、規定に書いていなくても次の事は最低書く様にしてください。
  • 作品のタイトル
  • 氏名(ペンネーム)ふりがな
  • 「第〇回〇〇〇〇賞応募作品」
  • 原稿枚数
  • あらすじ等
これらを書いたら封筒に入れて応募するのですが、その封筒にも
 「第〇回〇〇〇〇賞  応募原稿  在中」 と、書いた方が良いです。
出来れば目立つ様に赤で書くと良いとか……宛名には当然「御中」とつけるのを忘れ無い様にしてください。

それでは、皆さんがんばりましょう!

amazonでの電子書籍

こんにちは、やっと暖かくなってきて嬉しい昨日、今日です。「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったもので、きょうから春のお彼岸です。私は今朝、家の近くなので菩提寺に墓参りに行きました。

と全く関係ない前振りですが、今日はamazonの電子書籍化の話です。
電子書籍化は今、新しいビジネスとして注目されています。
ここを訪れるかたは、殆んどご存知かと思いますが。
amazonでは無料で電子書籍にしてくれて、しかも売ってくれます。
おまけに、アメリカ等では(あるいは日本も?)販売価格の70%が著作権料でしかも価格も自分で決められる!
「俺の作品は500円だ」と言えるのです。ただし、ダウンロード料を取るそうです。
作品1MBにつき幾ら、と言う感じで課金されるのだとか……だから実際は30%程になってしまうとか……
それと日本人でもアメリカの商務省から所得税が掛かって来るそうです。
これは事前に手続きすれば回避できるそうですが、英語でやりとりが大変なのだそうです。
色々な証明書を揃えたりしてこれだけでも慣れない方は挫折するそうです。
アマゾンでかなり売れている方は殆んどやっているそうです。
逆に「売れても大した額で無いから数%の税金は構わ無い」とあえてやらない方も大勢いるそうです。

実際これで自作を販売して収入を得ている方も今や大勢います。
しかも宣伝も自分でやらないとならないので、キツいですが、
将来、これが案外主流になったりする時代が来るのでしょうか?

目標とする位置

ネットを徘徊していると、面白い書き込みを見る事があります。
これはある処で見かけた書き込みですが、その方は、本業はサラリーマンで、収入はこれで充分あり、やって行けるのだそうです。
 普段から創作活動をしていたのですが、ある大手の出版社のコンテストで賞を取り、その作品が文庫化されたそうです。
重刷はされなかったものの、個人的には満足していた処、中小の出版社2社からその作品を読んで、自分の処でも連載して欲しいと依頼があったそうです。
 その方は余り深く考えず依頼を引き受けたのだそうです。その結果……中小出版社は大手ほどのサポートが無いので、かなりの事が自分の負担となり、それまであった余暇はすべて、その連載に取られてしまったとのことでした。
 プロになるには収入はたかが知れてるので本業は手放せないし……と言うものでした。

 まあ、私なんかから言えば理想的なんですが、創作活動をしていて、どこまで目指すか? ですね。
 本格的なプロを目指すのか、それとも兼業レベルなのか、あるいはプロに近いアマチュアで居るのか……
 ここをご覧になって、こんなつまらないブログでも読みに来てくださる方がいらっしゃいます。
 本当にありがたい事です。
 そして、読みに来てくださる方は皆、創作活動をなさっている方だと思います。
 今回同じ「ララノコン」と言う同じ土俵に立ちましたが、その目標は違うのでしょうね。

 それと、別なプロを目指していらっしゃるミステリー志向の方のブログも読みまして、凄いな!と感じた事を……
 その方は、小さなミステリーの賞なら佳作や副賞には何回かなっているそうです。
 大手の出版の編集者さんとも繋がりが出来、色々と情報を貰っているそうですが、ミステリーなので、トリックは何時も5~6個、プロットも常に3~4話は持っていて、ほぼ毎日書いているそうです。
早く書く時は3日で原稿用紙換算400枚は書けるとか……凄いですね。
でも、何回挑戦しても大手のミステリーの賞には最終選考には残るそうですが、入賞さえ無いそうです。
最近、小さな出版社が発行しているミステリーの月刊誌に連載を持ったそうです。

 色々とあるのだと感じました……

プロとアマチュアの差を調べてみた

 私は日々駄文を書いているのですが、一応これでも「もう少しマシな文章や小説が書きたい」と思っているのです。
 そこで、やたら沢山書いてみたのですが、一向に上手くはなりません(当たり前ですね)
 ならば、色々な作品を読んでみようと思い、もともと読書は好きでしかも速読なので、本屋さんに行き、
文庫を色々と買って読んでみました。
 この場合の読むと言うのは書き手として読むと言う意味です。
 それに他の方が書いた作品も読んでみました。ララノコンの二次審査通過の30作品も読んでみて、
皆さん凄く上手い! と言う事が判り、また得るものもありました。
 更に世の中には、小説が上手くなるためのハウツー本や、またそのような事を紹介しているサイトなんてものもあります。
 そこで私は図書館で借りたり、ネットを徘徊して色々な情報を集めました。
それを、今日は書いてみたいと思います。まあ、これは皆さんに紹介すると言うよりも自分のための忘備録と言った赴きです。

 まず、私が驚いたのは、プロの作家さんは小説を書く時にイメージを映像で想像して、それを書いて行くのか、と思ったら全く違って、始めから文章が浮かぶ、そうです。
 これは米澤穂信先生も語っていました。
そして大事なのは頭に浮かんだ映像を描写する方はプロにはなれないのだそうです。それは、 作者は「キャラや情景」を当然くっきり思い浮かべられますが、読者は初見なので、真っ暗闇のなかで、手探り状態で良く判りません。この違いを意識できない作者は、読み手に「うっ」とさせるモノを無意識で書いてしまうそうです。しかも本人は気づかないとか……
 全く自分に当てはまります。それを避けるには多くの方に読んで貰い批評して貰う事なんだそうですが、
これもやり過ぎると人間関係が悪くなりますね。

 次に、プロとアマチュアの差なのですが、情景描写を例に取ると、アマチュアの方は、頭の映像を描写しようとして分かり易く、その場所や時間、状況等を説明するのですが、これだけでは読者に臨場感を与えるには不足なのだそうです。
 プロの作家さんは、その上にその場の雰囲気や空気までも情報として織り込むのだそうです。
例えば、夕暮れだったら、少しさびしそうな雰囲気を描写するとか、別れの場面なら、お天気等を織り込んで悲しさを演出するのだそうです。
 そんな情報を織り込んで書くと読者はその場面に吸い込まれる様になり臨場感を味わえるのだとか。
 中々難しいです。
 と言う訳で精進しなくてはなりませんね。

 それでは……明日は朝から出かけるのでお休みします。
タグクラウド
ギャラリー
  • 蛍が舞う
  • 氷の音
  • カラスよお前は……
  • テケツのjジョニー 1
  • 浮世絵美人よ永遠に 第二十一話  未来へ (終)
  • 浮世絵美人よ永遠に 第二十話  吉原格子之先図
  • 浮世絵美人よ永遠に 第十九話  広重の得たもの
  • 浮世絵美人よ永遠に 第十八話  広重、江戸の空を舞う
  • 浮世絵美人よ永遠に 第十七話  センターへ